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Posted by さがファンブログ事務局 at

2010年12月13日

郷土史愛好会 11月 御所・永野

11月17日 若木町 御所地区の史跡を探訪


御所地区 女山峠への道路を左(北)に折れ、登っていく。
棚田の間の道を登って、きれいに整備された溜め池に到着。
『堀切溜め池』と呼ばれている溜め池は御所地区の溜め池
その上には永野地区のための溜め池があるらしいが、
取水路が立体的に交差していて、遠い昔の水の問題の奥深さを感じる。


山際を走る水路は、美しく整備され、今でも、地域の人たちが
大切にして、手入れをし続けていることが伺える。

そのそばの猪鹿塔(ししんとう)



下り道、山並みははるか黒髪山まで見え、若木を取り囲む山々は美しく陰をつくっている
(写真取り忘れ・・・また次回に)




堂の元(御所公民館横) 六地蔵尊 七郎神社への参道脇に3基

このそばの急な坂道を上ると
七郎大神宮


このように昔はお堂の天井に祭事として行われていた綱引きの綱が納められていたらしい。


祠はちょっと珍しい紋が彫り込まれている。
大正7年7月15日建立 御所村とあるが 再建されたものと思われる
榊立ての彫り具合も面白い。


手彫りらしい手水鉢 風情がある


こちらは、七郎宮の奥の正八幡大菩薩
昔、ここまでの道はなく、祭りの時は、山の中を若い衆が担いで、七郎宮まで運んでいたそう。
その度になぜか雨が降ったという。



ここは御所の御水(ごしょのあくみず)
となりには地蔵尊。


永野の公民館下のこんもりした木々のあたりから、八幡岳を見上げる

小さな森は、愛好会のメンバーも木登りして遊んだという、子どもたちの遊び場だったところ。

山神
もう少し上にある、大山祇神社の祭神・大山積神の姉神にあたるとされ、
12月9日のまつりには、この山神に一番に『米粉のだんご』をお供えし、
大山祇神社へもお供えしお参りをするという。



永野公民館の上には、弘法大師の像
錫杖を持った姿はとても美しい。

永野の風穴は、また夏にでもということで
山を下る。

御所の弓かけ松(跡)


【参考】源為朝が、住吉城主後藤助明の依頼により、黒髪山の大蛇退治をして帰った後、そこにあった松の枝に自分の八人張りの強弓をかけ、弓矢八幡に感謝の祈りを捧げたと伝えられ、その松を「為朝の弓かけ松」と呼ぶようになった。




  

Posted by つちのや at 16:41Comments(0)若木町のすてきなところ