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2010年04月06日

縁側日記 第3回 原口清利さん

今回は皿宿・原口清利さんをお訪ねしました。
 郷土史愛好会の会員でもあり、小学校5年生のしめ縄づくりでは15年前から指導をして下さっている原口さん。
 昔のことを訪ねると、どんどんあふれるようにいろんなことをお話ししてくださいます。
 神社での綱引きのこと、大楠の昔のようす。近所のお店のことなど
 中でも大変興味深かったのは、『公徳箱』(こうとくばこ)のこと。
 宿場町として栄えていた皿宿(昔は川古下宿であっただろうということ)では
往来が絶えず、夜遅くなることも多かったらしく、傘や提灯を備えた『公徳箱』というものが置かれていて、借りる人は名前を書いて借りて行き、また訪れたときに返すという、昔の助け合いの素晴らしいシステムだったようです。
 ものを使い捨てる現代の世の中では考えもつかないですが、このような歴史を学ぶことで、ものの大切さ、助け合いの大切さも伝えていければということでした。
 原口さんが、昔のことを勉強し始めたのが10年ほど前、郷土史愛好会(代表江越源一郎さん)が始まってからだったということで、学べば学ぶほど昔のことを知りたくなるということで、もっと早くから勉強を始めていればよかったとのこと。
 若木にはたくさんの史跡があり、もう今では、『永野の風穴』のように歴史的によくわからないようなものもあるけれど、そういうものでも物語をつくって是非後世へ伝えていければ面白いと、とても楽しそうにお話しされていました。
 原口さんは、77歳(喜寿)の時に皿宿のお祭りについての記録をまとめられ、88歳(米寿)の記念に大師山の地図を完成されました。

今年の大師山のお祭りでは参拝者全員に配布されて、大変喜ばれていたようです。 
 そして、90になる今年は、皿宿の昔の地図を書かれています。
 これもまた地域の宝となることは間違いないです。
 また、大楠公園の開設の際につくられたという大楠公園音頭は地元のことだからと、原口さんが作詞をされたということです。
 振り付けなども町内の方につけてもらったという音頭ですが、今では耳にすることもありません。機会があるときにはぜひいろんなところでかけて欲しいものですね。
 90になられるとは思われないほどの熱意溢れる様子で、話が尽きません。
 これはぜひ地域の皆さんと共に学ぶ機会をたくさんつくっていきたいなあと思いました!
 原口さんどうもありがとうございました!

■8月18日(火)には『川古の大楠いにしえトーク』が行われました。
 この様子は『武雄三樹物語』さんで。
 

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Posted by つちのや at 12:16│Comments(0)縁側日記
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